こちらの記事では仮想通貨の販売所と取引所についてまとめています。
✅ 販売所のメリット・デメリット
✅ 取引所のメリット・デメリット
上記の内容について確認したい場合は参考にしてください。
仮想通貨の販売所と取引所の違い
仮想通貨の販売所と取引所の違い、それは個人との取引か業者との取引かです。
販売所では購入価格と売却価格が定まっていますが、取引所では売り板と買い板と呼ばれる場所で売り買いしたい人たちが駆け引きをしているので流動的です。
手数料に関してはスプレッドとも呼ばれており、売却価格と購入価格の差額で徴収されているのが特徴です。
また仮想通貨を扱っている個人や業者からはこれが手数料だと認識されており、相場が安定していれば差額も落ち着いているものの、不安定なら大きくなります。
このスプレッドは販売所か取引所かで既に定まっており、前者ならその幅は広く、後者なら狭くなるうえに前者はかなり流動的になりやすい特徴もあるため、差額が気になるなら後者で駆け引きしたほうがお得です。ただし成立のしやすさで言えば、販売所のほうが有利となります。
販売所のメリット・デメリット(即購入できる点や取引の簡潔さ、手数料など)
販売所のメリットはすぐに取引が可能な事とその取引が簡潔である事です。
例えるならスーパーマーケットやコンビニストアで商品を選び、購入する事と同じと言えます。
そのため品切れで購入できないという事態もなく、入力といった手続きなどもないので初心者でもミスをしにくく売買できるのが特徴です。
ただしデメリットとして手数料が高い、すなわちスプレッドの高さが挙げられます。
正確にはスプレッドと手数料は別物ですが、スプレッドは売却価格と購入価格の差額です。その幅が広ければ広いほど、投資家は損をする羽目になるので手数料だと認識されています。
投資家からすれば差額は狭いほどもうけやすいものの、販売所では価格が定まっている、つまり仮想通貨取引所で操作されているので狭くなる見込みはないです。
そもそも販売所は長期的な投資に向いているため、すぐに利益がほしい人には向いていない場所だとされています。成立はしやすいので初心者向けですが、短期での利益はやや難易度が高くなります。
取引所のメリット・デメリット(手数料や取引の難しさ、銘柄の数など)
取引所のメリットは、色んな注文が出来る事と手数料が安い事が挙げられます。
成行注文とは注文価格を指定しない方法で、相場の状況次第では通常よりも高く売れたりします。逆に言えば安く購入される可能性もあるので要注意です。
指値注文とは注文価格を指定する方法で、例えば指定した価格に近ければ、値段を満たしていなくても取引は成立します。
販売所は仮想通貨取引所、つまり業者が価格を指定している分、個人同士の駆け引きが売りの場所では売買がかなり自由です。そのため手数料(スプレッド)が安いというメリットが発生しています。
一方で取引がやや煩雑になる可能性、そして銘柄が少ない可能性が常につきまとっているのがデメリットです。
色んな注文が出来るのは選択肢が増えてよいものの、自分が買いたい価格が通りにくかったり数量が足りなかったりなど取引が成立しにくい事態を起こしています。
これは取引相手、もといユーザーが少ないから起こる事態です。注文の流動が低いところほど起こりやすいので、それを見極めて避けるのがデメリットを回避できる方法となります。